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【TOEICPart7は解きまくるべきか?】やるべきことは実は音読

※この記事はプロモーションを含みます。

TOEIC Part7は解きまくるべきか?

TOEIC Part7の点数が上がらない…解く時間が足りなすぎる…ひたすら解きまくるしかないの?

そんなお悩みを抱えてはいませんか?じつはPart7で時間内に解き切れるように速読力をつけるには、問題をひたすら解きまくるより「音読」を中心とした勉強をすれば良いです。なぜなら、音読をすることでPart7を解き切れるための速読力を身につけることができるからです。

ここでは、Part7の問題を解き切れる力を身につけ、点数を上げるために効果的な勉強法をお話しします。読み終えていただければ、Part7の点数を上げるためにやるべきことが具体的にわかります。

TOEIC Part7のやるべき勉強は音読

Part7で効果的な勉強は「音読」です。なぜなら、音読をすることで、Part7で一番求められる英語力である「速読力」が最も効率的に鍛えられるからです。

Part7では約55分間で54問を解く必要がありますよね。そのため、いかに速く文章を読めるかが重要となるでしょう。つまり「速読力」をいかに鍛えられるかこそが最も重要なのです。

そして、速読力を鍛えるのに一番良い勉強は「音読」です。速読力を鍛える正しい音読のやり方については、 【英語音読のやり方】たった4つ意識して勉強するだけで点数が上がる で詳しく解説しています。

音読を行い、Part7を解き切れるくらいの「速読力」を身につけましょう。

解きまくる勉強はやるべきか?

ではPart7の問題をひたすら「解きまくる」勉強は効果的なのでしょうか?結論は「効果はあるが効率が悪い」です。

詳しく解説していきます。

効果はあるが効率は悪い

問題をひたすら解く勉強は効果がないわけではありません。ですが効率はそれほど良くないでしょう。なぜなら、解きまくる勉強では、速読力の成長速度が音読より遅いからです。

重要なのはいかに速読力を上げられるかでしたよね。ですので、ひたすら解きまくることに時間を使うよりは、音読に時間を使ったほうがより効果があるでしょう。

ですので、解きまくる勉強は効果がないわけではありませんが、おすすめではありません。

解く回数は2, 3回で良い

Part7の問題を解きまくる勉強はおすすめしませんが、だからといって全くやらないのは逆効果です。2, 3回は解くと最も効果的でしょう。

問題を解くことのメリットとして、問題の解き方のコツやパターンを知ることができます。また、「本文のどの部分を根拠にしてどのように選択肢を絞るのか」といった解く時の考え方も習得することができるでしょう。

Part7の問題に慣れるためにも、同じ問題は2, 3回解くようにしましょう。

Part7で得点できない理由

Part7で得点できない理由

Part7で点数を上げたいのであれば、点数が上がらない原因が何なのか知ることが重要でしょう。TOEIC Part7の点数が伸び悩む理由として下記2つの理由が挙げられます。

  • 速読力が弱い
  • 文法力と単語力が弱い

順番に解説します。

速読力が弱い

繰り返しになりますが、やはり速読力が弱いとPart7で点数を取るのは難しいでしょう。なぜなら、読むスピードが遅いと時間内に問題が解ききれないからです。

1問を1分程度で解く必要があり、これはなかなかのスピードで読まないと当然間に合いませんよね。

800点を超える人であっても全て解き切るのはなかなか難しいぐらいです。

速読力がないとPart7で得点アップは厳しいでしょう。

文法力と単語力が弱い

文法力と単語力が不足しているとPart7で点数を上げるのは難しいでしょう。なぜなら、「文法」と「単語」は英文を読む時に必ず必要になる力だからです。

英語の文章は「単語」が「文法」という決まりに従って並ぶことで意味を表現しているのです。ですから、Part7の長文を読むためには絶対にないといけない力でしょう。

自分の「単語力」と「文法力」が不足しているか確かめるためには、Part7の模擬問題を時間を測らずに解いてみることをおすすめします。

時間をかけても解いても、リーディングの正解数が80%を超えないようであれば、TOEIC700点を目指すレベルの「単語力」か「文法力」が不足していると言えるでしょう。その場合は速読力を鍛える前に「単語」と「文法」の学習を優先的に行いましょう。

Part7の具体的勉強法

それでは具体的にどのようなPart7の勉強を行えば良いのでしょうか。

次のようなステップで勉強を行いましょう。

  • 文法力と単語力を固める
  • 音読をする
  • 余裕があれば公式問題集を解く

ステップごとに解説していきます。

文法力と単語力を固める

文法力と単語力が不足している場合は、まずは文法と単語から勉強しましょう。

前の章でもお話ししましたが、公式問題集に収録されているPart7の問題を、時間を測らずに解いてみましょう。それを採点し、正答率が80%超えなければ文法と単語の力が不足している証拠です。

43問以上正解できると正答率が80%を超えることになります。

文法の覚え方については、 【英語の文法勉強法】効率的に文法をマスターする覚え方のコツは5つ で詳しく解説しています。また、単語の効率的な覚え方については 【英語|英単語の覚え方】暗記に大切なのは実は「単語を忘れる」こと で解説しています。

もし、この時に80%を超えるようであれば、ひとまずこのステップは飛ばし、次の音読を行いましょう。

音読をする

文法力と単語力を固めることができたら音読を行い速読力を鍛えましょう。なお、音読は正しく行わないと効果が全くありません。

正しい音読の仕方は下記です。

  • 英文を一度訳しながらすべて読み、意味を理解する。
  • 意味がわからない単語や構文は調べて英文の書いているページの端にまとめる。
  • 英文の意味を頭に思い浮かべながら音読する。
  • 意味を頭に思い浮かべながら繰り返し音読し、速く読めるようにする。

なお、速く音読できるようになるまでは15~20回同じ長文を読む必要があるでしょう。

音読の正しいやり方に関しては 【英語音読のやり方】たった4つ意識して勉強するだけで点数が上がる で解説しています。

気が遠くなるかもしれませんが、1, 2ヶ月で見違えるほど速読力が上がりますので頑張りましょう。

余裕があれば公式問題集を解く

音読を中心とした勉強をして、余裕があるようでしたら公式問題集のPart7を解きましょう。

こちらは余裕があったらで良いでしょう。あくまで音読を重視して勉強を行うことが重要です。

このステップでPart7の問題を解くときは、必ず時間を測って解きましょう。本番と同様に解くことで時間配分や解き方も確認することができるはずです。

また、可能であれば2, 3回同じ問題を解きましょう。3回分の模試を解くよりかは1回分の模試を3回解く方がより効果があります。

ですが、3回以上解くと、今度は選択肢とかを覚えてしまいますので、問題を解いてもあまり意味がないでしょう。

音読をしたら100点以上アップできた経験

音読の効果

私も以前Part7のリーディングで、時間が足らずに全て解ききれず点数が伸び悩んだ時期がありました。ですが、音読をしたら100点以上アップをした経験があるのです。

点数が伸び悩んでいた時期は、ひたすら単語を暗記し、問題を解くの繰り返しでした。結構辛い思いをして問題を解きまくっていましたが、点数が下がったりするほどで挫折しかけていたのを思い出します。

そんな時に行き着いた勉強法が音読です。Part7で時間が足りないのであれば、音読をして速読力を鍛える必要があると知ることができたからです。

それからは音読を中心にした勉強にシフトし、この記事で紹介したような繰り返しの音読を行いました。その結果2、ヶ月で120点の点数を上げることができました。

音読の重要性を身にしみて感じた経験となりました。

Part7勉強の注意点

TOEIC Part7を勉強するにあたって下記のような注意点があります。

  • 「集中力が続かない」は気にしなくていい
  • 解いたら復習しないと意味がない

順番に解説します。

「集中力が続かない」は気にしなくていい

TOEICのリーディングセクションを解く時に「集中力が続かない」という悩みをよく聞きます。ですが、それは解決しようと思わなくて問題ありません。なぜなら、集中力は「読んでいる英文の意味が理解できれば自然に続く」ものだからです。

例えば楽しいことをしている時を思い出してみましょう。ゲームなどをしていると時間はあっという間に過ぎますよね。

特別ゲームをすることに集中しようと思わなくても没頭していることでしょう。ですが、つまらないことをしていると集中力は続きませんよね。

リーディングも同じです。集中力が続かないのは、文章を読んでも頭に意味が入ってこず、苦痛に感じるからでしょう。

読解力が上がり文章がすらすら理解できるようになると、集中しようと思わなくても自然に集中できるのです。ですから、「集中力が続かない」は気にせず、読解力が上がれば自然と解決できるものと思いましょう。

解いたら復習しないと意味がない

公式問題集は解いたら必ず復習をしましょう。なぜなら、復習をしないと知識が定着しないからです。人間は頭に入れた知識を使えるようになって初めて、覚えたことが定着します。

例えば、問題を解いて答え合わせをする時には解説を読むと思います。その時に解説から得た知識は、そのまま放置してしまうとすぐに忘れて定着しませんよね。

解説を読んで学んだ知識は、もう一度同じ問題を解き直すことで再度アウトプットすることができ身につくでしょう。

問題を解いたら解きっぱなしはもったいないです。知識を身につけるために必ず復習をしましょう。

まとめ

以上、Part7について解説してきました。Part7の勉強では、問題をひたすら解きまくるより音読を重視した勉強のほうが効率的であるということでした。

そのためには

  • 文法力と単語力を固める
  • 音読をする
  • 余裕があれば公式問題集を解く

といったステップで勉強を行えば良いのでしたね。

「Part7を制する者はTOEIC制する」といっても過言ではないくらいPart7の勉強は重要です。ぜひPart7の正しい勉強をしてTOEICの点数を上げましょう。

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