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【TOEIC 20問残し】800点は取れるか?脱却する方法も解説

※この記事はプロモーションを含みます。

「TOEICを受けたが長文問題を20問残してタイムオーバーになってしまった...」

「でもどうしても800点超えたい!」

そんなお悩みをお持ちでないでしょうか。実は、20問残しを脱却し800点を目指すためには、「音読」を重視して勉強を行うことが重要です。

なぜなら、20問残しを脱却するためには、

  • ”速読力を向上させる”こと
  • ”TOEIC慣れをする”こと

を最優先で行うことが大切であり、それを達成するために最も効率的な勉強法が「音読」であるからです。この記事では、音読がどうして20問残し脱却の近道となり800点を超えるために有効なのかを解説します。

読み終えていただければ、次回のTOEICで20問残しを脱却し800点を目指すための勉強法が分かり、正しい方向で最短に800点を超えるための具体的勉強法を確立することができるようになります。

そもそも20問残しだと何点満点か?

そもそもTOEICで20問残してしまった場合、何点満点なのでしょうか?答えは「おおよそ890点満点」ということになるでしょう。

TOEICの場合、問題ごとの配点が公表されていません。そのため、単純計算で1問あたり5点の配点があると計算するしかないでしょう。20問残した場合ですと、解けていない分が合計で100点分ありますから、おおよそ「890点満点」となります。

また、「リーディングの方が減点率が高い」といった情報も見られますが、根拠は薄いでしょう。TOEICは受験者全体の出来具合も点数に反映される計算方式なので、自分の点数は周りの受験者の出来具合に左右されます。

ですから、「リーディングの方が減点率が高い」というのは、「受験者の出来具合を考慮した結果、たまたまそうなった」としか言うことができないでしょう。

ですから、20問残しだと890点満点ということになるでしょう。

リーディングで解いた問題とリスニングの出来にもよりますが、20問残しで800点取得は不可能ではありません。ですが、20問残しを脱却すると800点がより確実になるでしょう。

TOEIC20問残しの最短脱却には音読をやるべき

音読が重要

TOEICの試験や模試を受けると「時間が足りなかった」ということは大抵の人が経験することです。しかし、それは多くの人に起こり得ることでしょう。なぜなら900点を超える受験者でさえ、時間内に終わらない人が存在するからです。

そのため、仮にあなたの目標が800点超えであるならば、別に完答を目指す必要はありませんよね。

実際に私も5~10問を残し、俗にいう「塗り絵」を行ったとしても800点は超えています。

ですから、800点を目指すあなたが現状20問を残して時間切れになるのであれば、やることは単純です。10問残し、できれば5問残しぐらいまで解答速度をあげることでしょう。

そして、そのために行う最善の対策法として「音読」を私はおすすめします。

音読を行い「速読力向上」と「TOEIC慣れ」をしよう

「速読力向上」と「TOEIC慣れ」が大切

では、なぜ20問残し脱却に音読が効果的なのでしょうか?

理由はズバリ”速読力向上””TOEIC慣れ”ができるからです。

そして「速読力向上」「TOEIC慣れ」の二つこそが800点取得のために成し遂げ得るべきことです。

「速読力向上」の重要性

速読力の向上はなぜ重要なのでしょうか?

TOEICの特徴は、「それほど難易度の高くない英文が、大量に出題される」ことです。つまり、難しすぎないけど、大量の文章をいかに早く読めるかが重要になります。要は速読力です。

ただ何度も繰り返しますが、TOEICの長文の難易度はそれほど高くありません。TOEICと同じくらい有名な英検と比較すると、英検の特徴は、「それほど分量の多くない難解な英文を、時間をかけても良いからいかに正確に読めるか」です。

800点、そしてもっというと満点取得を目指す場合でさえ、英検のような難解な文章を速読できるようになる必要はありません。TOEICと同じレベルの文章を速読できるまで「速読力を向上」させれば良いのです。

「TOEIC慣れ」の重要性

TOEIC慣れはなぜ重要なのでしょうか?

TOEIC慣れをし、解答のコツを掴めば解答時間の短縮ができるからです。

TOEICの長文にはパターンがあります。一例をあげてみます。

長文問題ではパラグラフ(段落)が存在しますが、多くの場合「1段落」に「1設問の答え」が含まれています。つまり答えが見つかったら、その段落は概要を取る程度に読み流しても良いのです。

こういったコツを知り”TOEIC慣れ”をすることで、解答時間の短縮に繋がります。

もちろん他にもパターンは存在します。そういったパターンが音読をするうちに徐々に分かってくるのです。いわゆる”TOEIC慣れ”ができるということです。

ちなみにTOEICの解き方のコツは、TOEICのコーチングスクールで色々と教えてくれます。講師はTOEICのプロであるため、やはりさまざまな裏技に精通しています。もし気になる人は、スクールの無料体験だけでも受けてみると収穫があるかもしれません!

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具体的な「効果のある音読」実践法

具体的な「効果のある音読」実践法

では効果のある音読はどのように行えば良いのでしょうか?

具体的に解説してゆきます。

なお、音読の効果的なやり方については、【英語音読のやり方】たった4つ意識して勉強するだけで点数が上がる でさらに詳しく解説しています。

使用教材は公式出版の問題集

まず、教材選びはとても重要です。なぜなら、音読時に使用する英文が「難しすぎてもダメ」「優しすぎてもだめ」だからです。

繰り返しになりますが、TOEICには英検のように難解な長文は出ません。また、長文の中にはTOEIC独自の言い回しやフレーズが含まれることが多いです。

そのため、本番と同じレベルで同じ形式の英文を音読することが超重要です。

そんな条件に合う問題集はやはり公式が出版している問題集です。本番試験も作成している方々が作成する英文が読める問題集を使わない手はありません。

まずは精読

教材を購入したら、その中から大問1つ分の英文をランダムに選んでください。どの問題でも良いです。

そして、まずは選んだ英文の精読を行います。一語一句意味が取れるように、意味がわからない箇所は調べるなりして、訳してみて下さい。そして、わからない単語の意味は英文が書かれている端のスペースにまとめて書いておきましょう。

そうすることで、自分がわからない単語をすぐ確認しながら音読ができるからです。

できれば一度解いた後の長文を使うのが良いですが、時間がなければ解いたことのない長文をいきなり調べながら精読しても良いです。私はそうして時間を節約してました。

「多読」より「繰り返し」

色々な長文を読むのは意味がありません。一つの長文を何度も繰り返してください。

どのくらい繰り返すかはこの後解説しますが、私の場合は一つの長文を30回ほど繰り返していました。30回と言われると驚くかもしれませんが、心配はいりません。5~10個ほどの長文を読むだけでも十分効果が期待できるからです。

5~10個ほどの長文を繰り返し読むだけならいけると思いませんか?

これは重要なことなのですが、10個の長文を1回ずつ音読するより、1つの長文を10回音読する方が、効果は何十倍もあります。ですので、多くの長文を読破しようというモチベーションは捨てて、数少ない長文を何度も読破しようというスタンスを大切にしてください。

これで本当に大丈夫なのか?と心配になるかもしれませんが、大丈夫です。私は模試4回分の長文を繰り返し音読する対策をメインに行っただけで100点ほどアップし800点を超えた経験があります。

だからこそ”多読”より”繰り返し”なのです。

必ず頭の中で訳しながら音読

音読の仕方に関してですが、読んだ英文を、必ず読むと同時に頭の中で訳を思い浮かべながら音読します。大事なのが”読むと同時に”です。

もし同時に訳せない場合はその文の先頭に戻り、少しスピードを落として再度読みましょう。もしどうしても訳せなかった場合はとりあえず印をつけておき、あとで精読しましょう。

また、ここで出てくる「訳す」ですが、「頭の中に日本語を思い浮かべる」ではありません。むしろ日本語を介していては速読なんてできないのです。

ここで言う「訳す」は、英文を読みながら頭の中で意味がイメージできれば良いのです。もっと具体的に言うと、「いつ、どこで、誰が、何をした」などの情報が取れれば十分です。

それさえできれば問題を回答するのに十分でしょう。

高速音読ができるようになるまで繰り返す

これまでに挙げた音読法を実践し、同じ英文を何度も繰り返すことで、徐々に大問ひとつ分の長文を読み終わるスピードが速くなるはずです。高速に読んで意味が理解できるようになったら別の英文に移りましょう。

具体的には、早口で読める限界のスピードくらいまで速く読めるようになったら次に移りましょう。ここでひとつ疑問が生まれるかもしれません。

それって何回も読んで文を覚えてしまうから速く読めるんでしょ?

確かにそうです。だんだん覚えてくるから速く読めるようになります。でも実は覚えてしまうことが効果的なのです。

TOEICもしかりですが、出てきた英文と似たような文は何度も出てきます。それらを反射的に覚えてしまうことで、再度似た文が現れた際に反応できるスピードが上がるのです。

ですから、むしろ文を覚えるつもりで音読しましょう。

なぜ音読が重要か?

音読が重要な理由

ではなぜ音読が重要かつ効果的なのでしょうか?

音読をすることで、何度も読んだ英文と同じ文、あるいは似ている文に対して反射的に意味が取れるようになるからです。

もっというと、音読時に出てきた単語に対して反射的に意味をとれるようになります。

補足的な説明になりますが、文を読むために単語がわかることは大切です。そして、単語を覚えると言うことには2段階があります。

  • 単語を見てその意味を思い出すことができる
  • 単語を見た瞬間に反射的に意味が思い浮かぶ

です。

違いは0.1秒以内に意味が思い浮かぶか、浮かばないかです。速読を行うためには②の段階になる必要があります。

①の段階になるには単語帳学習、②の段階になるのがズバリ音読です。さらにいうと、音読は①も兼ねます。

このように、繰り返しの音読は一度見た英文や単語に対する反応速度を上げてくれるのです。結果的に速読ができるようになり、20問残しを解消できます。

本当に音読で20残しを脱却できるのか?

「20問残し」は本当に脱却できるのか

では、本当に音読で20問残しを脱却できるのでしょうか?

これに関しては実例があります。

私はかつてTOEICが720点でした。その時はまさしく、20問を残してタイムオーバーという結果でした。長文が理解できず何度も読み返してしまうという反省点から、単語力がないのではないかと考え、ひたすら単語帳を用いて単語暗記に励みました。

そして再び臨んだTOEIC。結果は少し下がって680点でした。この勉強では限界を感じた私は、この記事で取り上げた同じ英文の音読をひたすら繰り返すことをひたすらやりました。

その結果、約2ヶ月後のTOEICでは840点を取れました。長文を読むスピードが明らかに上がったのを覚えています。

ここで言いたいことは単語帳を使った学習が無意味であるということではありません。それでは不十分だということです。

先ほども書きましたが、単語帳で単語を覚えた段階では、まだ単語を知っている段階です。その単語を、音読をすることで反射的に意味が出てくる段階まで引き上げる必要があるということです。

まとめ

それでは、この記事の大事なことをまとめていきます。

  • TOEIC20問残しの最短脱却には音読をやるべき
  • 音読を行うと”速読力向上”と”TOEIC慣れ”ができる
  • 速読力とTOEIC慣れこそ20問残し脱却に必要なこと

ということで、20問残しを脱却し、800点超えを目指す上では、音読を集中的に行うことが大切であるということです。

そして、効果が最大になる音読を実践するために、

  • 同じ長文を何度も繰り返して音読する
  • 頭の中で意味を取りながら音読する
  • 意味が反射的に取れるようになるまで英文を覚えるつもりで音読する

というポイントを実践して音読を行うことが大切です。

そして、これらを行うことで、TOEICの長文問題で20問を残して時間切れになる現状を打開でき、800点台を取得することができます。

ぜひ今日から実践しましょう!

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