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【TOEICPart6の解き方】短時間で正確に解けるコツが分かる

※この記事はプロモーションを含みます。

TOEIC Part6の解き方

Part6をなるべく短時間で正確に解けるようになりたい!だけど、そのための解き方が分からない…

そんなお悩みを抱えてはいませんか?

じつは、Part6は一問ずつ設問を先読みして解いていくだけで、正確に10分以内に解くことができます。なぜなら、TOEIC Part6は文章の分量がそれほど多いわけでなく、速読力さえあれば一つずつ順番に問題を解くことで10分以内に終わるからです。

ここではPart6を10分で正確に解けるようになる解き方と勉強法を解説します。読み終えていただければ、Part6を10分以内で、かつ納得して解答できるための解き方や勉強法が明確になります。

TOEIC Part6の概要

Part6の解き方の解説に入る前にPart6の概要についてお話しします。

解き方の解説を早く読みたい人は TOEIC Part6の解き方 から読んでくださいね。

TOEIC Part6は10分で解こう

Part6は10分以内で解くことを目指しましょう。また、遅くても12分以内には解き切れると良いでしょう。

なぜなら、Par6は時間を多くかけるべきパートではないからです。TOEICのリーディングでは、Part5, 6をいかに速く解いてPart7に時間を回せるかが重要ですよね。

Part6では4つの文章が出題され、各文章ごとに4問の問題が出題されます。合計すると16問です。

問題によって解答にかかる時間は変わっています。ですから、「1問あたり37秒で解く」といった単純計算では考えないようにしましょう。

「1つの文章あたり2分半で解く」といったある程度大きな単位で考えると良いです。

Part6は10分で解き終え、Part7になるべく解答時間を残しましょう。

TOEIC Part6の出題パターン

TOEIC Part6には主に3つの出題パターンがあります。

具体的には下記3つのパターンです。

  • Part5型問題
  • 文脈問題
  • 文選択問題

説明するにあたり、Part6のサンプル問題を載せておきます。このサンプル問題を使って、各出題パターンを解説します。

part6サンプル問題

No. 131
(A) interest
(B) interests
(C) interested
(D) interesting

No. 132
(A) develop
(B) raise
(C) open
(D) complete

No. 133
(A) After all
(B) For
(C) Even so
(D) At the same time

No. 134
(A) Let me explain our plans for on-site staff training.
(B) We hope that you will strongly consider joining us.
(C) Today’s training session will be postponed until Monday.
(D) This is the first in a series of such lectures.

TOEIC公式 サンプル問題 Part6

Part5型問題

Part5型問題とは、その名の通りPart5と同じ形式の問題です。空欄が含まれる文章や、その文章周辺を読むだけで解ける問題を指します。各長文問題ごとに2~3問程度出題されます。合計で12問程度はこのPart5型問題ということです。

上記サンプル問題では、No.131、No.132が該当します。

Part5型問題は、空欄を含む文章周辺のみで解答できる問題です。そのため、比較的難易度が低く解答にも時間がかからないでしょう。

また、Part5と基本的には同じ問題形式です。Part5と違うのは、長文の中で出題されることのみです。ですから、Part5の勉強をすれば対応できる問題でしょう。なお、Part5の勉強法については 【TOEICPart5が伸びない】を解決する勉強と解き方のコツ で詳しく解説しています。

Part5の記事でも紹介していますが、「文法問題 でる1000問」を解きまくり、マスターすれば良いでしょう。

文脈問題

文脈問題は、文章の流れに最も適した選択肢を選ぶ問題です。各長文で1問程度出題されます。合計で4問程度はこの文脈問題です。

上記サンプル問題では、No.133が該当します。

文脈問題はPart5型問題と違い、文章の広い範囲を読んで答える必要があります。ですから、一部分だけ読んで解答するのが難しい問題でしょう。

一方で、文の意味さえ理解できれば解答することが可能です。ですから、単語力と読解力がある程度あれば対応できるでしょう。

文選択問題

文選択問題は、空欄に入る最も適切な文章を選ぶ問題です。こちらも各長文で1問程度出題されます。ですので、合計で4問程度はこの問題です。

上記のサンプル問題では、No.134が該当します。

こちらも文脈問題と同様に文の意味が理解できれば解答できる問題ですが、選択肢が文章であるため少々難しいです。そのため、Part6で満点を狙わないのであれば捨てても良いかもしれません。

Part6の本文では、一般的に下記構成で文章が書かれます。

  • 文章の概要
  • 文章の本体
  • 文章のまとめ

そのため、文選択問題の空欄が「文章のはじめ」または「文章のおわり」で登場した場合、文章全体をまとめる文が選択肢として正解になるでしょう。

しかし、文章の中盤で文章選択問題の空欄が登場したら、文脈的におかしくない文を選ぶしかないです。

読解力を上げることで正解できますが、難しい場合は潔く捨てるのも戦略でしょう。

TOEIC Part6の解き方

解き方

ここからはTOEIC Part6の解き方について解説します。

解き方として意識することは次の3つです。

  • 設問を先読みし本文を読む
  • 全文章を読むのが良い
  • 難しい問題は捨てる

順番に解説します。

設問を先読みし本文を読む

Part6を解く際は、設問をひとつだけ読んで本文を読み進め、ひとつの設問に解答できたら次の設問を読んでまたひとつ解答する方式を繰り返しましょう。こうすることで、先読みした設問内容を忘れることなく問題を解けるからです。また、一度読んだ部分を再度読むという無駄な作業も省けるからです。

問題を解く際は、なるべく一度に一つの問題を解くことに専念したいですよね。Part6の場合、本文中の空欄は、設問の順番通りに並んでいます。ですから、一問ずつ細切れにして一問ずつ解くとよいでしょう。

そして、先に設問を読んでおくことで、どのようなことが問われているのか把握しながら読む作業ができ、正答率が上がります。

ですから、「設問を一つ読む」→「文章を読み一つ設問に答える」→「次の設問を読む」→「文章を読み一つ設問に答える」…という流れで解くのが良いでしょう。

全文章を読むのが良い

Part6では時間短縮のために、文章の一部を読まないで解こうと考えることがあるでしょう。実際私もそうでした。ですが、Part6では基本的に文章を全部読むのが良いでしょう。

なぜなら、文脈問題で、正解の根拠となる部分を読み飛ばしてしまう可能性があるからです。読み飛ばした場合、再度文章を読むことになり、結果として余計に時間がかかってしまうのです。

また、Part6の文章はそれほど長いものではありません。ですから、すべての文を読んでも10分以内に解くことはできるでしょう。もし、全文を読むと明らかに10分では解けない場合は速読力が不足している可能性があります。

速読力をつけるのに最適な訓練は音読です。Part6の文章を、意味を考えながら繰り返し音読するのが良いでしょう。

音読の正しく効果的なやり方については【英語音読のやり方】たった4つ意識して勉強するだけで点数が上がる で詳しく解説しています。

Part6では文章を正確に解くために、全文を読んで解答しましょう。

難しい問題は捨てる

難しい問題は潔く捨てることも大事です。なぜなら、難しい問題は時間をかけて考えても正解になる確率が低いからです。それよりかは正解できそうな問題で確実に正解するのが良いでしょう。

Part6では、空欄に最適な文章を選ぶ問題は比較的難易度が高く時間もかかります。Part6で完答を目指さないのであれば、こういった問題を捨てるのは戦略としてありです。

TOEICでは全部で200問が出題されますし、多くの受験者が時間が足らずに全ての問題を解ききれないです。難しい問題に時間をかけるよりかは、解ける問題を多く解いて得点を最大化することが目指すべきゴールです。

そうするためにも、Part6では難しい問題を捨てるのが良いでしょう。

TOEIC Part6の勉強法

勉強法

最後にTOEIC Part6の勉強法を解説します。

具体的には下記3つの勉強を行えば十分満点を取れるでしょう。

  • Part5の勉強をする
  • 音読をして速読力をつける
  • 問題演習をする

順番に解説していきます。

Part5の勉強をする

Part6の最も効果的な勉強はPart5の勉強をすることでしょう。なぜなら、Part5と同様な問題がPart6では全体の70%ほど出題されるからです。

Part5の勉強をすればもちろんPart5の点数アップも期待できますよね。ですから、一石二鳥です。

具体的には「文法問題 でる1000問」を解くのが良いでしょう。これをマスターすれば他は何もいらないくらいの良書です。

「でる1000問」を使ったPart5の勉強法は、 【TOEICPart5が伸びない】を解決する勉強と解き方のコツ で詳しく解説しています。

Part5の勉強をし、Part6でも点数を上げられるようにしましょう。

音読をして速読力をつける

Part6の問題を解くスピードが遅い場合は、速読力の不足が考えられます。ですから、時間が足りなくなる人は音読をして速読力を上げましょう。

音読をすると英語の知識を自動化することができます。その結果速読力がアップするのです。

例えば英単語を覚えることを例にあげます。単語帳で単語の意味を暗記するだけでは、英語の文章が読めないことがあります。理由は、「単語の意味は知っている状態」だが、「単語の意味が英文を読むと同時に瞬時に思い浮かばない状態」だからです。

単語帳学習では、「意味を知っている状態」で終わる場合が多いです。音読をすることで、覚えた単語の意味が瞬時に頭に浮かぶ状態になり、結果速読力が上がるのです。

ですから、Part6で解くスピードを上げるためにも、音読をして速読力を上げましょう。

問題演習をする

ある程度Part6の勉強が終わったら問題演習を行いましょう。なぜなら、文脈問題などは、問題を何度も解く中で正しい答えに反応できるようになるからです。

文脈から適切な選択肢を選ぶ場合、英語力が高く文の意味がわかったとしても選択肢の選び方が分からず正解できないパターンが多いです。その場合はいくら英語力を上げても正解率は上がりませんよね。

ひたすら問題を解き、正解になるパターンを感覚レベルでわかるようになると瞬時に正解を選べるようになるでしょう。

Part6で正解数を上げるために、問題演習を集中的に行いましょう。

まとめ

以上、Part6の解き方と点数の上げ方について解説しました。

この記事をまとめると、Part6を解く際は

  • 設問を先読みし一問ずつ解く
  • 全文章を読むのが良い
  • 問題は潔く捨てる

が重要ということでした。

Part6はPart7でいかに時間を残せるかを左右するパートです。そのため、短時間で正確に解答できると、Part6が強みになるでしょう。

Part6を攻略し、TOEICの点数を上げましょう。

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