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英語力で差をつける!TOEICと英検、社会人が選ぶべき正しい資格とは?

※この記事はプロモーションを含みます。

社会人はTOEICか英検のどちらを受けるべきか

社会人はTOEICか英検のどちらを受ければ良いかお悩みではないでしょうか?実は、自分が目指すゴールや英語力を活かす場面によってどちらを受けたら良いかが決まってきます。

なぜなら、TOEICと英検はそれぞれ、異なる目的で使用される英語力検定試験だからです。ここでは、TOEICと英検の試験特性を比較しながら、私の実体験もふまえ、社会人のあなたがTOEICと英検のどちらを受けるべきなのかを徹底解説します。

読み終えていただければ、TOEICと英検のそれぞれの特性がわかり、あなたがどちらを受けるべきなのかがわかります。

TOEICと英検の大きな違い

あなたがTOEICと英検のどちらを受けるべきか知るためには、まずは両方の試験の特徴を知り、両者の違いを知ることが大切です。

TOEICの特性

TOEICは、英語を母語としない人々がビジネスシーンなどで英語を使う際に必要とされる英語力を測定するためのテストです。リスニングとリーディングの2つのセクションから構成されており、それぞれ495点満点、全体を通して990点満点で採点されます。

リスニングセクションは、会話や短い文章を聞き取り、その内容に関する問題に答える形式で、リーディングセクションは、ビジネスシーンで使用されるような文章を読み、その内容に関する問題に答える形式で出題されます。

TOEICはこのように、ビジネスシーンで使う英語を中心に問題が作成され、また実際のシーンで使われる程度の英語レベルで出題されます。

英検の特性

英検は、日常会話レベルからアカデミックレベルまで測れる試験であり、英検5級から1級まであります。試験は、リスニング、リーディング、ライティング、スピーキングの4技能を測定する形式で出題されます。

英検1級は、国際的な英語能力評価機関であるALTE(Association of Language Testers in Europe)に認定されており、高度な英語能力を持つ人々が受験することを目指す試験とされています。

英検は、小説や論文に出てくるような、難解な長文が出題される傾向にあります。そのため留学や日本における学校教育現場で高く評価されています。また、英検のスコアは、日本の大学入試においても使用されている実績もあります。

両試験の決定的な違い

以上をふまえた上で、TOEICと英検の大きな違いは、評価される場面と、求められる英語力の種類です。


あなたが英語を教える仕事に関わりたいと思っており、英語教育の現場で評価をされたいと感じるのであれば英検を受けることが良いでしょう。一方でビジネスの現場において英語を使用した仕事につきたいと思っており、就職活動や仕事の現場において評価をされたいと感じるのであればTOEICを受けるのが良いです。

理由は直前でもお伝えしたとおり、英検は教育現場で評価されやすい資格、TOEICはビジネスに多いて評価される資格だからです。
また、求められる英語力も違います。

TOEICは、特にリアルタイムなコミュニケーションの場で求められるような瞬発的な英語力を測る資格です。つまり、一般的なレベルの英語をいかに早く処理できるかが評価される資格です。

一方で英検は、論文や小説、新聞のような難解な英語をじっくり読み、いかに正しく英語を理解できるかが求められます。つまり、スピード感はそれほど求められない代わりに高度な英語力を持ち合わせているかが評価される資格なのです。

自分の英語力を活かす場面で決定する

TOEICと英検のどちらを受けるかは、自分が目指すゴールで変わってきます。あなたが英語教育の場で活躍していきたいと感じているのであれば、英検を受けるのが良いでしょう。英検は4技能の英語力をまんべんなく評価することができる資格です。

また、試験に出てくる英語も比較的難解で、教育現場で扱うようなアカデミックな英語が出題される傾向にあります。英検の場合、評価できる英語力と出題される英語の特性が、教育現場で求められる英語とマッチしています。

一方であなたが英語教育の場ではなく、英語を使用する仕事で活躍したいと考えるのであればTOEICを受験しましょう。TOEICに出題される英語がそもそもビジネスシーンを想定して出題されるものですし、なにしろ仕事における評価が圧倒的に高いです。

TOEICのブランド価値が高いのです。ですから、TOEICを持っているだけで一目おかれる存在になれることもあります。

自分が目指すゴールで決定する

TOEICと英検のどちらを受けるかは、自分が目指すゴールでも変わってきます。まずはどのような英語力を身につけたいかで決めます。

すでにお伝えしたとおり、TOEICは一般的な難易度の英語をいかに速く正確に処理できるかが重要視される資格です。つまり、英語に対する瞬発力を身につけたいと思うのであればTOEICを受けるのが良いです。

一方で英検は難解な英文をじっくり正確に読めるかが重要視される資格でした。つまり、論文や小説のような難しい英文読解ができるようになることを目標にするのであれば英検を受けるのが良いです。

また、TOEICはリスニングとリーディング力しか求められませんが、英検はそれに加えスピーキング力と、ライティング力も求められます。4技能全て鍛えることを目指すのであれば英検の受験をおすすめします。

次に、コスパよく評価をされることを目指すのか、そうでないのかでもどちらを選択するか変わってきます。英検は4技能全てにおいて高レベルな英語力が試される資格であるがために、勉強の負担も大きいです。

一方でTOEICはリスニングとリーディングの2技能しか求められない上に英文も難解なものではないため、勉強の負担としては英検ほどではないです。しかし、世間の評価においてTOEICは十分評価をされる資格です。

つまり、勉強の負担が軽いわりに評価を受ける恩恵が大きいのです。ですからコスパよく周りから評価をされたいのであればTOEICに挑戦するのが良いです。

就活や仕事における資格事情

私は現在一般企業において仕事をしておりまして、英語を使用することもしばしばあります。そのような環境の中で仕事をしている身としての体験談をお伝えします。まず、就職活動の際に評価されるのはTOEICの点数でした。

英検に関しては面接の時に話題になることは全くと言っていいほどありませんでした。もちろんこれは私の場合ですので、英検に関しては全く触れられないのかというと、そうではないとは思います。しかし、TOEICの方が人事の受けがいいことは強く感じていました。

また、これは入社してからの話ですが、TOEICの点数が800点を超えていると、英語を使用する部署や仕事を優先的に任される傾向にありました。

私はIT業界で働いていますが、日本においてはやはり英語を使いこなせる人はまだまだ少ないのが実態です。しかし、英語を使わなければいけない仕事というのは意外と多いのです。これは実際に人事に聞いた話ですが、英語を使える人材は、英語を使用する仕事に対してかなり不足しており、英語を少し使える人材であっても重宝したいと言っていました。

そのため、TOEICの点数をある程度持っていれば、それをしっかりと評価し、積極的に英語を使う仕事を推薦したいと思っているのです。

教育現場における資格事情

現在は一般企業に勤めている私ですが、大学生の頃は英語の先生を目指していた時期がありました。そのため中学校において教育実習を行ったことがあります。

一定期間教育現場に身をおいていましたが、その際に強く評価されてた資格は英検準一級です。不思議なことに教育現場においてはTOEICのことはあまり触れられることがありませんでした。

それもそのはず、TOEICはビジネスで使われる英語のリーディング力とリスニング力が求められる試験です。4技能の全てを生徒に教える先生の英語力を測るのには目的が大きくずれている資格です。

同じ社会人でも、おかれる現場が違うだけで求められる資格が全く別なことに驚きを持ちました。

まとめ

ここまで社会人がTOEICと英検のどちらを受けるべきかを判断するために必要な情報をまとめてきました。
TOEICと英検のどちらを受けるかは、自分が目指すゴールと英語力を活かす場面によって異なるということでした。

その上で、英語を教える仕事で活躍したい人は英検を、それ以外のビジネスにおいて英語を使った仕事をしたい人はTOEICを受ける方が良いということです。


また、TOEICはビジネスで使用する基本的な英語の瞬発的な英語力を鍛えられる一方、英検は難解なアカデミック英語に関して、4技能満遍なく鍛えることができる特徴がありました。
このような特徴を元にあなたに最適な資格はどちらかを選びましょう。

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