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【TOEICリーディングが350点のレベルは?】英語力と評価を解説

※この記事はプロモーションを含みます。

TOEICリーディング350点のレベルを解説

TOEICを受けたらリーディングが350点だった!レベルはどのくらいなの?

そんな疑問をお持ちではないでしょうか?

じつは、TOEICのリーディングで350点を取得できると英語が中級者以上であり、英語を生かした仕事も可能でしょう。

なぜなら、リーディングで350点の場合、TOEICのスコアが700点〜750点である可能性が高く、それらは英語がある程度できないと取れないスコアだからです。

この記事では、TOEICのリーディングが350点である場合、そのレベルはどのくらいなのか?面接や仕事でまわりからはどのように評価されるのか?完全解説します。

記事を読み終えていただければ、TOEICのリーディングセクションが350点のレベルについて、完全理解できるでしょう。

TOEICリーディング350点の英語運用レベル

勉強法

TOEICのリーディングセクションが350点である場合、英語が中級者以上のレベルであると言えるでしょう。

どんな英文でも辞書等を使えさえずれば一人で読むことが可能であり、仕事においても、メール対応や資料の読解が可能であるレベルです。

この章では、そのように結論づける根拠をお話しします。

具体的には下記データからそう言えます。

  • TOEICリーディング350点は上位20%
  • リーディング350点は業務で困らないリーディング力がある
  • リーディング350点は一人で英文が理解できる

それぞれ詳しく解説します。

TOEICリーディング350点は上位20%

TOEICのリーディングが350点を取れると、TOEIC受験生のだいたい上位20%に属すると言えます。

下記はTOEICが公開している、ある受験回の得点分布です。

TOEICスコア分布
TOEICスコア分布

この表を見ると、リーディング350点の取得者は、約上位20%に含まれることが分かるでしょう。

TOEICの受験生が100人いたら、そのうちの80人にはリーディングの点数で勝っていることになります。

ここで強調しておきたいことは、TOEICを受ける人はそもそも英語ができる人が多いということです。

あなたの身の回りを見てみましょう。TOEICを受験する人はそんなにいないのではないでしょうか?また、受けている人は、比較的英語が得意な人ではないでしょうか?

TOEIC受験者は、英語が比較的得意な人の集まりです。その中で上位20%ですから、すごいことと言えるでしょう。

リーディング350点は業務で困らないリーディング力がある

TOEICリーディングで350点を取得できるレベルであれば、仕事において英語を読むという作業は、あまり支障なくこなせるでしょう。

下記は、TOEICの公式が発表している、TOEICスコアとコミュニケーション能力レベルの相関表です。

TOEICスコア相関表
TOEICスコア相関表

リーディングで350点を取得できると、TOEICの点数はだいたい700点〜750点であることが多いです。そうなると、レベルCに該当することになります。

レベルCでは、「どんな状況でも適切なコミュニケーションができる素地を備えている」という評価になっています。「話題が特定分野にわたっても、対応できる力があり、業務上大きな支障もない」とも書かれています。

つまり、仕事をしていく中で、英語を読む際にあまり困ることはないというレベルだと言えます。

リーディング350点は1人で英文が理解できる

TOEICリーディングが350点レベルであれば、基本的にはどんな英文でも、周りの力を借りずにひとりで理解することができるでしょう。

下記は、TOEIC公式サイトが公開している、TOEICのスコアとCEFRとの対応関係を表した表です。

TOEIC-CEFR関係表
TOEIC-CEFR関係表

リーディング350点レベルはCEFRレベルのB1に対応します。

ちなみにCEFRとは言語の枠や国境を越えて、外国語の運用能力を同一の基準で測ることが出来る国際標準です。CEFRは「セファール」と読みます。

また、下記は各CEFRレベルがどのような言語運用能力のレベルであるかがまとめられた表です。

段階CEFR能力レベル別に「何ができるか」を示した熟達度一覧
熟達した言語使用者C2聞いたり読んだりした、ほぼ全てのものを容易に理解することができる。いろいろな話し言葉や書き言葉から得た情報をまとめ、根拠も論点も一貫した方法で再構築できる。自然に、流暢かつ正確に自己表現ができる。
熟達した言語使用者C1いろいろな種類の高度な内容のかなり長い文章を理解して、含意を把握できる。言葉を探しているという印象を与えずに、流暢に、また自然に自己表現ができる。社会生活を営むため、また学問上や職業上の目的で、言葉を柔軟かつ効果的に用いることができる。複雑な話題について明確で、しっかりとした構成の詳細な文章を作ることができる。
自立した言語使用者B2自分の専門分野の技術的な議論も含めて、抽象的な話題でも具体的な話題でも、複雑な文章の主要な内容を理解できる。母語話者とはお互いに緊張しないで普通にやり取りができるくらい流暢かつ自然である。幅広い話題について、明確で詳細な文章を作ることができる。
自立した言語使用者B1仕事、学校、娯楽などで普段出会うような身近な話題について、標準的な話し方であれば、主要な点を理解できる。その言葉が話されている地域にいるときに起こりそうな、たいていの事態に対処することができる。身近な話題や個人的に関心のある話題について、筋の通った簡単な文章を作ることができる。
基礎段階の言語使用者A2ごく基本的な個人情報や家族情報、買い物、地元の地理、仕事など、直接的関係がある領域に関しては、文やよく使われる表現が理解できる。簡単で日常的な範囲なら、身近で日常の事柄について、単純で直接的な情報交換に応じることができる。
基礎段階の言語使用者A1具体的な欲求を満足させるための、よく使われる日常的表現と基本的な言い回しは理解し、用いることができる。自分や他人を紹介することができ、住んでいるところや、誰と知り合いであるか、持ち物などの個人的情報について、質問をしたり、答えたりすることができる。もし、相手がゆっくり、はっきりと話して、助けが得られるならば、簡単なやり取りをすることができる。
CEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)より引用

この表より、B1レベルは「自立した言語使用者」と評価されています。「英文の主要な点を理解できる」とも書かれています。

こういった評価資料より、リーディング350点は、誰の力も借りずに1人で英文を理解できるレベルでしょう。

TOEICリーディング350点の面接や仕事での評価

コツ

TOEICのリーディング350点取得者は、面接や仕事でどのような評価になるかまとめました。

具体的には下記のような評価を受けるでしょう。

  • リーディング350点は採用面接では大いに評価される
  • リーディング350点は昇進・昇格でも有利である

順番に解説します。

リーディング350点は採用面接では大いに評価される

TOEICのリーディングセクション350点取得者は、TOEICの総合点が700点〜750点くらいでしたね。それを元にどのような評価を受けるかを考えます。

下記は、企業が採用においてどのくらいのTOEICの点数を求めるか、TOEIC公式が調査した結果です。

採用時のTOEIC評価
採用時のTOEIC評価

これを見ると、英語を使用する部署の中途採用において、要件・参考とするスコアが600点という結果となっています。ですから、リーディング350点取得者は、そのスコアを大きく上回っていることになります。そのため、英語を生かした仕事を目指すとなっても、面接で大きく評価を受けるでしょう。

ただし、楽天など一部企業ではTOEIC800点の取得が必須となっています。ですから、リーディングで400点取得を目指して、合計で800点を取れるようにするとなお良いでしょう。

リーディング350点は昇進・昇格でも有利である

TOEICのリーディングで350点を取れると、昇進・昇格でも有利となります。

下記は企業が昇進・昇格において、どのくらいのTOEICの点数を求めるか調査した結果です。こちらもTOEIC公式が行った調査結果です。

昇進時のTOEIC評価
昇進・昇格時のTOEIC評価

この結果を見ると、一番点数の基準が高い役員レベルでもTOEIC600点が求められるということです。つまり、TOEICのリーディングで350点を取得できると、この600点レベルも大きく上回ることとなります。

そのため、リーディング350点取得者は、昇進・昇格の場面でも高く評価されるでしょう。

まとめ:TOEICリーディング350点レベルは優秀

ここまでTOEICのリーディングセクションで350点取得者のレベルがどの程度かまとめてきました。

リーディングで350点が取得できると、英語の運用レベルは中級者以上であり、面接や仕事の場では高く評価されるということでした。

しかし、一部企業においては、リーディングだけで400点を取得できるレベルを求める場合があるため、あと少し点数アップができるとなお良いということでした。

TOEICのリーディングで350点を取得できるレベルは優秀です。継続的に英語の勉強を行いさらに点数を上げ、自分の評価を高めてゆきましょう。

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