be動詞の現在形は、一般動詞の現在形と同じように、覚えるだけで理解できる英文が一気に増えます。
be動詞は主語の直後に置くことで、主語がどんな人やものかを表したり、場所や状態を表したりします。
be動詞の現在形で覚えるべきこと6選
be動詞の現在形は、ここで解説する6つのことをマスターすればOKです。
覚えること:その1
be動詞の現在形には、am, is, areという3つの形があります。
be動詞の現在形はこの3つの形以外は登場しません。ですので、この3つだけ覚えれば良いということですね。あとは「この3つの使い分け」と、「be動詞の表す意味」がマスターできれば良いということです。
覚えること:その2
be動詞は、「A + be動詞 + B.」という文の形で使うことで、「AはBだ。」という意味を表せます。つまり、「A = B」という関係を表現できます。
覚えること:その3
be動詞は、「A + be動詞 + B.」という文の形で使うことで、「AがBの状態である。」という状態も表すことができます。その場合、Bには形容詞(人やモノの状態を表すことば)がきます。
覚えること:その4
be動詞は、「A + be動詞 + B.」という文の形を使うことで、「AがBにいる(ある)。」という所在地を表すことができます。その場合、Bには場所を表すことばがきます。
覚えること:その5
be動詞にはam, are, isの3つがあるとお話ししました。これらは主語の形によって使い分けが決まります。
まずは、主語(「〜は」「〜が」を表す言葉)が単数の時の使い分けから見ていきます。
覚えること:その6
次に、主語(「〜は」「〜が」を表す言葉)が複数の時の、be動詞の使い分け方法です。
be動詞の注意点
be動詞自体には具体的な動き(食べる、走る、読むなど)を表す意味はありません。具体的な動きを表す時は、必ず一般動詞を使います。
英語の文には、必ず主語と動詞が含まれます。そして、動詞には、「be動詞」と「一般動詞」の2種類しかありません。
つまり、この2つを理解すれば、すべての英文の「主語 + 動詞」部分は理解できることになります。
一般動詞については、下記の記事で解説しています。
練習問題:be動詞現在形
次の空欄に当てはまるbe動詞を答えよ。
- The dogs ( ) outside. 犬たちは外にいる。
- I ( ) a student. 私は生徒だ。
- The music ( ) loud. その音楽はうるさい。
- She ( ) happy. 彼女は幸せだ。
- The cat ( ) on the roof. 猫は屋根の上にいる。
次の文章の意味を答えよ。
- I am in the office.
- The cake is delicious.
- She is my sister.
- The sky is blue.
- The students are in the classroom.
まとめ:be動詞をマスターできると英文理解の幅が広がる
be動詞の現在形についてまとめてきました。
be動詞の現在形にはam, is, areという3つの形があり、主語の形が何かを見て使い分けをすれば良いということでした。また、be動詞自体には具体的な動き(食べる、走る、読むなど)を表す意味はなく、具体的な動きを表したい場合は、一般動詞を使えば良いということでした。
英語の文は必ず「be動詞」か「一般動詞」のどちらかが含まれます。ですから、be動詞をマスターすることで、理解できる英語の幅が一気に広がるでしょう。